2010年1月22日

ロベルトの故郷

ヴェネツィアです。まず、宿のフロントのオニイちゃんに「ジャッキー・チェンに似てますね。僕の一番好きな俳優さんです」って言われました。その彼はアフ ガニスタン人で映像の仕事もしてるらしいです。将来は映画を撮りたいとも言ってました。カンフーの練習しなきゃ。でも、私はジャッキーには似てません。



































コノ街はオモシロイ街です。小さな小さな街で、道も狭くて迷路の様な街。車は通行出来ません。ご存知の通り運河の船が車代わりです。熊本在住のイタリア人・ロベルトはコノ街で育ったんだそうです。ロベルト元気かな?









ここで食べたのは"ポレンタ"と”イカ墨パスタ”と"その他魚介類"。ポレンタは山奥の食堂で食べましたが、ロベルトのオススメですからロベルトの地元でも食べなきゃ! そして海の街ですからやはり魚介です。

"ポレンタ"は以前食べたモノと少し違って結構しっかりしたタイプでしかも焼き目が付いています。添えてあるタラのブランダードと一緒に食べますと、コレはなかなかイケる。こっちの方が好きかも? さすがロベルトのオススメ商品。





”イカ墨パスタ”は…。ハッキリ言ってあまり美味しくない…。イカが新鮮じゃない? 火を入れ過ぎ? うーん、残念。







"蒸した魚介類の盛り合わせ"。コレはOK!新鮮魚介! ただ、コレにもタラのブランダードが付いている。前菜と同じ味でメインを食べさせるのはいかがなものでしょうかね? 美味しいんだけど、ちょっと残念。





この日の夜、BARでちょこっと飲みながら、日本に興味があるという地元民と話をする機会があったので「今日食べたイカ墨パスタが美味しくなかったんだけど、美味しい店を教えてよ」と言うと「ココにはないよ。ミラノとかローマに行かないと…」という返事でした。なんてこったい。ソレ言っちゃあおしまいじゃないのぉ!

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2010年1月18日

フィレンツェです。

ミケランジェロやダ・ヴィンチを産んだフィレンツェ。ここはトスカーナの州都です。そしてココも山です。イタリアンは海より山なのではないかと思う今日この頃。シエナでイタリアンの底力を見せつけられたワケです。もちろんジェノヴァやシチリアの海の幸は美味かったっす。でも、魚は日本で和食で刺身で煮付けで…、ナノではないかと…。好みの問題でしょうか…。
さてさてココでも肉ば食べるですよ! 

と言いつつも、まず最初に食べたのはサンドイッチ、パニーノですね。街を歩いていると人集りがありまして、みんなが手に持っているのはパニーノひとつとワインを一杯。道端で食べながら飲んでます。覗いてみるとソコは小さな小さなお店で、男性二人がバタバタと注文をこなしています。

店名は『I DUE FRATELLINI antica vineria』。「二人の兄弟」って意味なんですけど、兄弟でやってるって事ですかね? 確かにどことなく似てる様な…。とりあえず、行列に加わり待っているとアルバイトらしき女の子がメニューのビラをくれました。イタリア語と英語で書かれたメニューです。ハム系と魚系と野菜系のパニーノがあって、全部会わせると約30種類ほどあるようです。ソノ中から私がチョイスしたのは”塩漬けニシンのグリーンソース”2,50€。

お兄ちゃんの方か弟の方かは分かりませんが、作る担当の男性に「ニシンの…(もちろんイタリア語で)」と言うと、ソノ時もう既にパンにニシンが挟まってて、「グリーンソース下さい(もちろんイタリア語で)…」と言い終わった時には「はいどうぞぺるふぁぼーれ!」と出来上がって出て来ました。神業です。カッチョいい♡ もちろんワインもお願いしてグラッチェ。
お味の方は…、ブォーノ! なんて事はないパニーノですが、なんだか美味い。

アレレ、店の側面をよく見ると、日本語メニューもありました。ココって有名な店なんですね。ホームページもございます。もちろん日本語対応です。
http://www.iduefratellini.com/


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2010年1月13日

スーパートスカーナ飲んでない…。

トスカーナの古都”シエナ”は寒かった! 着いたら霧雨。しかも夕方に着いて薄暗くてちょっと淋しい空気が流れていました。
ココで食べるは肉! ウサギ、イノシシ、シカ、鴨、などなど。

バンゴハンを食べに入ったのは、可愛い食器屋さんのオバチャンオススメの一軒。オバチャンが可愛いんじゃなくて食器屋さんが可愛い。そこは地元民が足蹴に通うという安くて美味いレストラン『ANTICA TRATTORIA L'AQUILA』









オーダーは”トスカーナの前菜盛り合わせ”6.50€、”ウサギ肉のラグーパスタ”6.50€、"イノシシ肉の煮込み"10.50€、”キャンティークラッシコ”18€。












”トスカーナの前菜盛り合わせ”は生ハムやイノシシ肉のサラミ、アーティチョーク、オリーブ、クロスティーニなど。中でも美味しかったのはクロスティーニに乗っかっている鶏レバーのパテ。ハッキリいってレバーがあまり得意ではないのですが、コレは美味かった。レバーだけではなく色んな香辛料やタマネギ、キノコなんかも入っていて絶品。



”ウサギ肉のラグーパスタ”の麺はブガッティーニという麺の中心に穴が空いている、細いマカロニの様なモノ。コレとウサギのラグーの絡まり具合がGOOD。肉の味を存分に味わいながらもシツコクならないバランスが絶妙。





"イノシシ肉の煮込み"は一度ローストしたスネ肉を香味野菜と一緒にん込んだもの。堅くなりがちなイノシシの肉ですが、歯ごたえはキチンとありつつもちょうどイイ具合に柔らかく仕上がっています。
どれを食べても素晴らしい味でした。しかも安い。この店は当たりでした。よかった!



ところで、ウサギやイノシシって、一般的には普段あまり口にしないモノでしょ? しかし、私にとっては幼少期に普通に食卓に並んでいたモノなのです。祖父が猟に出て獲ってきてました。皮を剥いだスッポンポンのウサギが調理場にブラ下がってたり、ソレを刺身で食べたり、食べたら鉄砲の弾がガリッとなったり、ソノ弾が鍋の底でジャラジャラ鳴ってたり…。イノシシ肉の焼き肉は堅いしちょと臭いしあまり好きじゃなかったなー。なんて事を思い出したバンゴハンでした。

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2010年1月7日

やっちまいました。

ローマのシーフードレストラン『Quinzi & Gabrieli』。ミシュランのステッカーが張ってあるので間違いないと思いつつ、しかし外にメニューが出ておらず、どういった料理が幾らくらいなのか分からない。中をのぞくと新鮮な魚介が並んでいて…。こりゃ絶対に美味いな。入ってしまえ!

「ボナセーラァ」と扉を開けると、スーツを着たオジサマがいて「予約はしている?」と訪ねられたましたがもちろんしてません。しかし、席に案内してくれるよみたい…。
マズはコチラを…と、シャンパンを一杯注がれましてグラッチェ。メニューを受け取り、さあ何を頂こうか…。アレレ、やっちまった…。見た事ない値段。メチャクチャ高いです…。 最初にメニュー見せてもらってから入れば良かった…。
しかし、ここで怯んでは男が廃る。食べるよ。食べてやるよ。

白ワイン、生牡蠣(3p)、魚介の茄子包み焼き、魚介リゾットを行かせていただきました。もちろん全部美味しゅう御座いました。何も文句は御座いません。幸せです。
さて問題はお会計。最初のシャンパンとサービス料も含めまして180€超えました。ざっと25000円と言ったところでしょうか。
勉強になりました。もう、無謀な事はいたしません。ちゃんちゃん。



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2010年1月5日

ローマはイタリアの首都です。

ローマに来たらマズ何をすべきかと言いますと、バチカン市国へ行かねばなりません。なぜならば、なんとなく…。だってですね、イタリアの首都の中に別の国が存在するわけです。世界で一番小さな国。そして国そのものが世界遺産。行かなイカンでしょ?

バチカンはローマの北西部に位置します。到着するとソコは厳戒態勢でした。みんな並んで手荷物検査です。ソコをパスすると目の前の広場には人だかりが出来ています。さすがバチカン。観光客多い! 

と思いきや、どうやら何かが行われているようです。ソノ人ごみの中へ入る間もなく大変な事に気付きました。広場に設置された大画面に映っている、白い服をお召しのオジイ様はローマ教皇様では御座いませんか!? 
だからみなさんお集まりなわけですね!? 何とおっしゃっているのかは分かりませんが、なんだか少々厳粛な気持ちになるものですね、こういう場面に出くわすと。アーメン。

サン・ピエトロ広場での集会の後は美術館へ。所蔵品が何点あるのかは定かではありませんが、多すぎて観こなせませんので、ミケランジェロが描いた壁画を観に行きました。しかし、残念ながら『最後の審判』が描かれているシスティーナ礼拝堂での撮影は禁止されていましたので資料画像をどうぞ。
この礼拝堂では、壁画を観に集まっている人達が写真を撮ろうとするのを辞めさせたり、ザワザワッとしてきたら「シーッ」と言って静かにさせる係の人が3〜4名居ます。いろんな仕事があるものです。

で、この他にもゴーギャンやゴッホ、ロダンの作品も展示されている「現代キリスト教美術コレクション」もあり、その中には日本人の彫刻家・吾妻 兼次郎(あずま けんじろう)氏の作品もありました。





















































美術館を出ると、最初の広場へ戻りサン・ピエトロ大聖堂の中へ。ここにもミケランジェロの作品「ピエタ」があります。
礼拝堂の壁画もそうでしたが、この彫刻もとてもリアルでとっても上手。スゲーなー…とひたすら思うのみです。










大聖堂を出ると、もう外は日が沈む頃で空が紅く染まってキレイです。

さてさて今夜は何を食べようかな?

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今年の目標は…

ブログの更新を急いでオンタイムにする…。あと2週間くらい毎日毎日更新して追いつく…。コレって今年の目標じゃないですね。2週間の目標だ。アハハ…。とりあえず、頑張ります! では前々回の続きのナポリでーす。

朝からカプリ島に行って青の洞窟観て…、という予定でしたが、オフシーズンだからなのか、港に船は停まってますが動きません。チケット売り場に行くと嫌な顔をされ、ブラインドを下げられ、あっちで買えと言われ、あっちに行くと午後2時以降のフェリーしかないと言われ…。頭に来たのでもう青の洞窟には行きません。ピッツァ食ってビール飲んで寝る。

今日のPIZZERIAは小泉元首相もご利用の『il Pizzaiolo del Presidente di Ernesto Cacialli』
今気付きましたが、










アメリカの国旗ですね? プレジデントだし…、ここは…? 今更何言おうともう食べちゃったし美味かったし。いいのいいの。



今日は予告通り”PIZZA FRITTA - 揚げピッツァ -”です。2枚の生地に具(リコッタリーズ、モツァレラチーズ、トマトソース等)を挟んで油で揚げた一品。出来上がってすぐはボールみたいに膨らんでいます。ピザ釜なくてもフライヤーあれば出来るからいいね。作り方も動画撮らせてもらったし、バッチリよ。 ここで気付いた事がひとつ。ピザ屋さんのスタッフはみんな太っている。腹が出ている。でも、伸ばした生地に具を乗せる担当の人だけは痩せている。しかも白髪。

2軒しか行ってないのでわかりませんが2軒ともそうですね。 てな感じでナポリではピザ食べてビール飲んだだけで、あとは何もしてません。そんな時もあるってことで、お次はローマ。

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2010年1月3日

謹賀新年

























旧年中は、なかなか更新しないブログを読んでいただきありがとう御座いました。本年もなかなか更新が進まないかもしれませんが、どーぞよろしくお願いいたします。

私は只今おフランスです。写真はパリの街角に停まっていたルノー(みたいです)。