ラベル lunch の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル lunch の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年3月30日

パエリヤ発祥の地”バレンシア”

パエリアって魚介のイメージですよね? でも実は肉や豆や野菜が入っているものが元々のパエリアなんですって。魚介のパエリアは進化系らしいです。んで、その発祥の地にてお肉系パエリアをいただきました。お店の名前は『La Riua'』。老舗のパエリア専門店です。味の方は、まあ、普通に美味しかったです。


パエリアと言えば、10年くらい前でしょうか、熊本の宇土半島の海岸で焚き火をしながら直径1メートルくらいありそうな超ドデカフライパンで魚介系パエリアを作った事があります。宇藤さんと。小崎さんやら誰やら彼やらも一緒で、牡蛎打ち大会したときでしたっけ? あん時のパエリアの方が美味しかったかなぁ…。

バレンシアで、もいっこ有名なのがオレンジです。スペインではナランジャ? ナランハ? とか呼びます…。街の歩道の木にオレンジなってますもすもんね。さすがバレンシア。スーパーマーケットにもオレンジジュースがいーっぱい並んでました。でも、果汁100%のジュースってあまり無かったかも?

そしてそして、コレはバレンシアに限った事ではないのですが、見て下さい! 生ハムです! ハモンです! ギターじゃないですよ?
スーパーにはこのようにして売ってあります。我々日本人からしてみますと、この写真のような丸ごと足1本分の生ハムなんて、それなりのレストランでしか目にしない代物ではないですか? それがどうでしょう! スペインでは日常なのです。日本で言えば塩鯖みたなもんでしょうか? それは違いますかね? 荒巻鮭くらい? いや、それもちょっと違うかなぁ…。まあ、そんな感じです。

p.s : 実はバレンシアに入る前日の夜、バルセロナのbarで安いワイン飲みすぎて二日酔いであんまりバレンシア楽しめてません。ラベルが貼ってない、店のオリジナルの白ワインだとかで、ノドも乾いててグビグビ飲んでたらヤラレました。みなさんも気を付けて下さい。


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

2010年2月12日

おひさしぶりです。









スペインは美食の街 ”バスク”から入ります!

バスクはテロリストがいっぱい。らしいです。フランスからバスクへ行く列車の中ではIDチェックがありますし、警察官も乗り込んでいます。バスクはフランスとスペインの国境をまたぐ地域の事をさします。この地域の人達は「バスク人はバスク人であってフランス人でもスペイン人でもない」というスタンス。だから独立した国家として…という理由でテロ活動をしているのだとか。テロリスト達は毎日何人も検挙されていますが、ぜんぜん減らないらしいです。理由はどうあれ、暴力や破壊活動はいけません。

そんな街"サン・セバスティアン"ではありますが、街行く人達は至って普通でラテン系の気のイイ人達です。そしてこの街は世界的にも認められた”美食の街”です。

スペイン人は、朝は出勤前にバルでエスプレッソとクロワッサン、11時頃に軽くサンドイッチ、2時から本格的なディナーの様なランチを2時間くらいかけて食べ、夜は9時くらいからバルへ出かけピンチョスをツマミながら飲む。という流れで一日中食べてるみたいな印象です。

それでそれで、到着してスグなにげに入ったレストラン『urbano』は激ウマ! 前菜とメインとデザートとワインで40€です。
"小イカのソテーとバスクの青唐辛子サラダ"
イカの新鮮さもさることながら火の入れ方が抜群。柔らかさの中に歯ごたえも充分。焼いた青唐辛子の風味も何とも言えない。



"蒸した白身魚と車エビ アメリケーヌソース"
贅沢な一皿。これも新鮮。火の入れ方最高。ボリューム満点。幸せ。






"洋梨の赤ワインコンポートグラタン"
アツアツグツグツ。触ったら火傷ってくらいの皿で出て来ます。
あ~、40€でも全然高くない感じ。






ってことでスペインです。楽しみなのはBAR。またまたいろいろ食べまっせー。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

2010年2月1日

地中海の街 -マルセイユ -

フランス・プロヴァンス地方の代表的都市のマルセイユです。しかし、フランスというよりイタリアの空気が流れている感じがします。イタリアの南の方の海沿いの空気。ちょっと懐かしい。そして、以前訪れたニースやモナコが暖かかったので、冬とはいえマルセイユは寒くはないだろうと思ってましたら、全然寒いでした。










さて、マルセイユと言えば”ブイヤベース”を食べなきゃ始まりませんね。ブイヤベースを食べさせてくれるところは港沿いに沢山あるらしいのですが、星付きのレストラン辺りで高いお金を払わないと美味しいのは食べられない、と「地球の歩き方」に書いてあります。星付きのレストランで50~60€(2人前)。そりゃちょっと高いですよ。あっちこっち見て歩くと安くて20€(2人前)くらいなので、間をとって35€くらいの店を選びました。
ブイヤベースに一番合うという"CASSIS"というワインを頂きながら待っているとやって来ました”ドッサリ魚介類”。この料理は具とスープが別々で出て来ます。ホウボウ、ムール貝、オマール海老、謎の魚達、etc。これらを別皿のスープや添えてあるアリオリソースで頂きます。その前にスープをゴクリ…。「オーゥ!カレー味!」。ブイヤベースってカレー味なんですか…? kiyoharaさん?
いやいやコレは…、凄く贅沢なシーフードカレーです! ゴハン下さい! 無いです! 残念です…。 やっぱ高い金払ってでも星付きレストランに行くべきだったのでしょうか…。今後は「地球の歩き方」の言う事はちゃんと聞く事にします。
 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

2010年1月27日

ディジョンマスタードの"Dijon"ですよー。

『MAILLE』というメーカーのマスタードはご存知ですか? この町で作ってます。でんでん虫は食べた事ありますか? エスカルゴってヤツです。ブルギニオンバターというパセリとニンニクが入ったバターで調理します。ブルギニオンというのはブルゴーニュ風ということで、この辺りの土地の事です。

そんなこんなのこの街は、歩いて一周するのに1時間くらいしかかからないような小さな街。駅からメインの通りを20分くらい歩いた辺りから左にちょっと入ると市場があります。その市場の周りがレストラン街です。ソコまで行く道沿いに『MAILLE』のショップもあります。









ココではランチをしたらすぐに駅に戻って次の目的地 "LYON - リヨン-"に向かわなければいけません。制限時間は約4時間。急いでお店を決めます。市場の周りをグルッと1周しながら各レストランのメニューをチェック。ここでビックリは、パリの時にご紹介いたしました”menu”と呼ばれるランチセットが平均で12~13€くらいなのです。安い!っていうかパリってやっぱり高かったのね…。

店を決めるポイントはエスカルゴがmenuに入っているかどうか。単品ではあるけどセットには付いてないってところが多いらしいです。そりゃそうです。熊本で昼定食に馬刺や辛子レンコンがついてる店なんてほとんどないですもん。そう言った事も含め選んだのがヨーロッパ各地にフランチャイズ展開している『brasserie FLO』。フランチャイズってのは店に入ってから気付いたんですけどね。建物はとても古いですが中はキレイに改装してあってなかなかお洒落です。









オーダーはもちろん”エスカルゴ””ブッフ・ブルギニオン”
それに食前酒に”キール”。ブルゴーニュの白ワインにカシスのリキュールをまぜた飲み物です。キールの発祥はディジョンなんですよ? DIJONと書かれたカシスリキュールを見た事ないですか? ディジョンはカシスの産地でもあるんですね。
奇麗な色です。しかし、コレは私にはちょいと甘過ぎました…。

気を取り直して食事します。
”エスカルゴ”です。日本で食べたことある”エスカルゴ”は缶詰ですた。







ディジョンのエスカルゴは缶詰ではないと思います…。さっき売ってるのみましたから。冷凍かな…。缶詰より美味いよー。




”ブッフ・ブルギニオン”は牛肉のブルゴーニュ風煮込み。

結構濃いめの赤ワイン煮込みです。もちろんブルゴーニュの赤。ワインに一晩漬込んでから煮込むので肉はとっても柔らかです。





うーん満足。その土地でその土地のものを食べれるってとても幸せです。日本に帰ったら日本も食べ歩きたいなー。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

2009年12月26日

ナポリタンスパゲッティって…?














喫茶店のケチャップパスタの事ですね。ソレは分かってますけど、本場ナポリのナポリタンスパゲッティってどんなんか分かりますか? ナポリタンスパゲッティという名前では存在しないでしょうが、ナポリならではのスパゲッティを食べたい!
プッタネスカがソレ? なのか? 魚介のパスタがそうなのか…、謎は謎のまま……。

ナポリタンはさて置き、ナポリはやっぱピザです、いやピッツァです。薄焼きのクリスピータイプはフィナーレリーグレで美味しいのをいただきましたが、今度はふんわりナポリピッツァをいただきましょう!









マズは何げに歩いていたら遭遇した行列のできるPIZZERIA『Buon appetito da Di Matteo』













釜の前でピッツァを焼き上げる職人さんはガムかみながらやってるし、





フライヤーの前で”揚げピッツァ”揚げてる職人さんはタバコ吸いながらやってるし、配達係のオニイちゃんはヘルメット被ったまんま店のなかウロウロしてるし、メチャクチャだねナポリ。でもいいんだと思います。それがイタリアだしソレがナポリなんでしょうね。だってピッツァ美味いですもん。




生地は思ったほど分厚くなく、かと言って薄すぎず、”ふんわり”と言うより”もっちり”。トマトソースは若干の酸味を残しつつも濃すぎずサラッと。他のお客さんはナイフとフォークを使って食べてらっしゃいますがピザは素手でしょ。


右手にビール、左手にピザ。コレ最高の組み合わせ。
サクッと食べてサクッと飲んで5~6€払っておしまい。昼真っから酔いどれ気分でイイ感じぃ~。明日もこの組み合わせで行きましょー! 揚げピッツァ食べてみたいしっ!

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

2009年11月22日

ガイドブックには載ってないレストラン



スフォルツァ城・センピオーネ公園北側門サイドのレストラン知ってますか?



カクカクシカジカで出会ったエッツィオ&和子夫妻に、地元の人もあまり知らないという隠れ家レストラン(ココではあえて店名は伏せさせていただきます)に連れて行っていただきました。



お客さんの中には洋服がペンキまみれの塗装屋さんやビシッとネクタイ締めたビジネスマンまで様々。第二次世界大戦中に開業したらしいこの店は軽く60年は続いているであろう老舗です。昼のクローズタイム間近に行ったにもかかわらず満席でウェイティング2組という大盛況ぶり。我々も待たせていただきましたが、10分くらい経つと席が空き無事にランチに有りつけました。
メニューはなく、接客係の女性がプリモは…で、セコンドは…、と説明もしてくれます。それを聞いてそれぞれに注文するスタイルです。

私が選んだプリモは”トマトソースのリングイネパスタ”。ここで驚いたのは、茹でた麺にトマトソースを掛けただけの喫茶店風の装い。こういうスパゲッティは日本独自のスパゲッティだと思い込んでいたので衝撃でした。しかも、美味い! ソースには具らしきモノは何も入っていませんが、ソースの濃度や甘みや酸味など絶妙のバランス。麺のアルデンテもしっかりとれていて申し分なしです。


セコンドは”ミラノ風カツレツ”。骨付きの豚ロースを叩いて薄くのばして衣を付けて多めの油で焼いた一皿。ただそれだけ…、ではありますが、そのシンプルさの中に本物を見たように思います。


聞いたトコロによると、このレストランは今の代のお爺ちゃんお婆ちゃんが現役を引退したら閉店するかもしれないという、絶滅危惧種の貴重なレストランらしいです。まだまだ元気そうに仕事をされていたので、すぐにどうこうということではなさそうですが、ミラノに訪れた際にはぜひ立ち寄って欲しい一軒である事は間違いありません。

素敵な店に連れってくれてありがとう!


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村