
『MAILLE』というメーカーのマスタードはご存知ですか? この町で作ってます。でんでん虫は食べた事ありますか? エスカルゴってヤツです。ブルギニオンバターというパセリとニンニクが入ったバターで調理します。ブルギニオンというのはブルゴーニュ風ということで、この辺りの土地の事です。
そんなこんなのこの街は、歩いて一周するのに1時間くらいしかかからないような小さな街。駅からメインの通りを20分くらい歩いた辺りから左にちょっと入ると市場があります。その市場の周りがレストラン街です。ソコまで行く道沿いに『MAILLE』のショップもあります。

ココではランチをしたらすぐに駅に戻って次の目的地 "LYON - リヨン-"に向かわなければいけません。制限時間は約4時間。急いでお店を決めます。市場の周りをグルッと1周しながら各レストランのメニューをチェック。ここでビックリは、パリの時にご紹介いたしました”menu”と呼ばれるランチセットが平均で12~13€くらいなのです。安い!っていうかパリってやっぱり高かったのね…。
店を決めるポイントはエスカルゴがmenuに入っているかどうか。単品ではあるけどセットには付いてないってところが多いらしいです。そりゃそうです。熊本で昼定食に馬刺や辛子レンコンがついてる店なんてほとんどないですもん。そう言った事も含め選んだのがヨーロッパ各地にフランチャイズ展開している
『brasserie FLO』。フランチャイズってのは店に入ってから気付いたんですけどね。建物はとても古いですが中はキレイに改装してあってなかなかお洒落です。



オーダーはもちろん
”エスカルゴ”と
”ブッフ・ブルギニオン”それに食前酒に
”キール”。ブルゴーニュの白ワインにカシスのリキュールをまぜた飲み物です。キールの発祥はディジョンなんですよ? DIJONと書かれたカシスリキュールを見た事ないですか? ディジョンはカシスの産地でもあるんですね。
奇麗な色です。しかし、コレは私にはちょいと甘過ぎました…。
気を取り直して食事します。
”エスカルゴ”です。日本で食べたことある”エスカルゴ”は缶詰ですた。



ディジョンのエスカルゴは缶詰ではないと思います…。さっき売ってるのみましたから。冷凍かな…。缶詰より美味いよー。
”ブッフ・ブルギニオン”は牛肉のブルゴーニュ風煮込み。

結構濃いめの赤ワイン煮込みです。もちろんブルゴーニュの赤。ワインに一晩漬込んでから煮込むので肉はとっても柔らかです。
うーん満足。その土地でその土地のものを食べれるってとても幸せです。日本に帰ったら日本も食べ歩きたいなー。
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