2010年1月24日

おフランスはパリでございます。
































パリでは若かりし日に勤めていた職場の同僚のお宅に滞在させていただきました。その節は大変お世話になりました。お陰様でとても素敵なパリライフを過ごす事が出来ました。ありがとうございました。

今回はブログの更新が派手に遅れている事もありまして、パリのゴハンは一気に紹介させていただきます。

私なりにを付けさせていただきましょうかね。もちろん私の主観で好みで気分ですので、あくまでも参考にするかしないか程度で。

そして、パリは物価が高うございまして、ほとんどランチしか食べてません。ランチ時には”menu”と呼ばれるセット商品がありまして、安いところで15€、平均すると20~23€くらいで”前菜とメインのセット”か”メインとデザートのセット”が選べます。”前菜とメインとデザートのセット”に出来るところもありますし、中にはワインか水が付いているところもあります。水は基本的に有料です。無料の水は水道水で、飲めない事はありませんがカルキたっぷりらしいです。前菜もメインもデザートもそれぞれ数種類用意されていて、その中からチョイスします。

『Au Babylone』★★★★ 13,rue de Babylone 75007









ミックスサラダ








ローストポーク レンズ豆の煮込み添え








洋梨のコンポート








パリのお金持ちが住む一等地の歴史ある店。レストランというよりも町の食堂といったおもむき。常連の爺ちゃん婆ちゃんがいっぱいでした。
見た目はシンプルで豪快ながらも、さすがオフランス、繊細な味付けです。フランス料理というと、大きな皿にちょこっと盛ってあるカッチョイイイメージですが、これがフランスの庶民の味ってヤツですね。こういうフレンチを食べたかったんです! 期待に応えていただいて星4つデス!




『chez rami et hanta』★★ 54,rue des Rosier 75004









ファラフェル








”ファラフェル”をテイクアウト出来る店。”ファラフェル”とは小さなコロッケやたっぷりの野菜をピタサンドにしたもの。この時は店内で食べたのでピタと具は別々の皿で出て来ました。安くて美味い若者向けの食べ物でしょうね。
安い美味いで星2つデス!




『da rosa』
★★★ 62,rue dessine 75006









ハモンイベリコ








野菜のペンネ








生ハムのリゾット








生ハムやオリーブオイル、ワイン、チョコレート等、高級食材屋さんとレストランが一緒になっている店。フランスにはこういったスタイルの店がけっこうあるようです。食べて美味しかったものを買って帰る、そのまた逆もアリみたいな。
味付けは至ってシンプル。食材屋さんだけあって食材の味を活かす料理です。
「こいういうのもアリだな…」と、私にヒントを与えてくれて星3つデス!




『L'affriole』
 17 rue Malar 75007









ジャガイモのスープ 半生フォアグラスライス乗せ








ホタテのグリル 焼き鳥屋さん風とマッシュポテト








有名レストランで修行した若手シェフが腕を振るう店。
期待して行ったのですが、期待しすぎたのかちょっと残念な結果に。さすがにマズくはないです。というか美味いです。ただ、独りよがりというか…、狙いすぎて良く分からなくなってるのかな? みたいな…。しかも高い。高い金額に見合うようにフォアグラ使っちゃいますみたいな…。上記の料理にパン(エピ)とドリンクが付いて40€です。ハハハ…。
内容と価格とのバランスが良くなく星1つです。ごめんなさい。




『L'ebauchoir』★★★★ 43-45,rue de Citeaux 75012









サーモンのオムレツ風前菜








ゴートチーズのパイ包み焼き








パリの中心地から少し離れた場所にある庶民派食堂的レストラン。だだっ広いスペースに椅子とテーブルがギッシリと並べられた店内。それでも満席で5~6分程待ちました。席に着くと隣のテーブルのオジサンが「この店はとてもナイスな店だよ。お前はコノ店を選んで正解だ」とウインクしながら言うてくれました。
ここもやはり食堂的とはいえオフランスはパリ。味付けは繊細。しかも作る人の愛情が感じられる様な優しい味で星4つデス!





『L'epi dupin』★★★★ 11,rue Dupin 75006









カボチャのスープ








エスカルゴと野菜の前菜








赤ワインと蜂蜜に漬込んだ豚肉のロースト








ココもパリのお金持ちが住む一等地にあります。日本の『ku:nel』という雑誌のパリ特集内で、パリグルメにお詳しいムッシュが紹介していた店。「ここで食事する事を考えただけでヨダレが出て来る…」みたいなコメントまで書いてありました。一度行ったら満席で入れず、一週間後の予約をして帰り、改めて行った次第です。
味は前評判を裏切らない素晴らしい味。”正統派”という言葉が似合います。
ここで熊本の読者の皆様へひとつ。この肉料理はどこかで見た事、聞いた事がありますね? そうです、我等が『ジャルディーノ』で出してました! 「時代を先取りニューパワー!(by とんねるず)」です。
ここは迷わず星4つ! そいえばちょっと変な日本語を話すスタッフがいますから日本語通じます。




『La cantine de quentin』★★★
 52,rue Bichat 75010









パテ ド カンパーニュ(豚肉のパテ)











白身魚のグリル 人参添え








コチラも食材屋さんとレストランが一緒になっている店。日曜日に行ったのですが、若い人が多かったです。やはりシンプル食材重視な料理。ボリュームもあり。そして見て下さい!魚の下のゴロゴロ人参。こういうの好きです。いいと思いますので星3つデス!




『Le Tenps Au Tenps』★★★★★
 13,rue Paul-Bert 75011









チキンのクリームスープ











白身魚のムニエル
麦とグリンピースのリゾット添え








コチラはパリの友人が気に入って一週間毎日通ったという店。とにかく毎日食べたいくらい美味しいと言うのだが…。
食べてみると…、んー、美味い。美味すぎる。ため息が出る。こりゃ真似出来ないね。これで17€とは信じられない。あっぱれです。次回パリに来た時にも必ず行きたい一軒。
つべこべ言わずに星5つデス!




『Les cocottes』★★ 135,rue saint dominique 75007









豚足とジャガイモのグリル








チキンとキノコのリゾット








"STAUB社"のダッチオーブンで料理を出す店。日本でも一部ではダッチオーブンを使うのが流行っていますが、ヨーロッパでも流行ってるみたいです。ただ、こちらは出来た料理をダッチオーブンに盛りつけて、器として使っているだけで、ダッチオーブンの料理ではないみたいです。違ったらすみません。でも、お店にいる間にジュージューと音を立てて出て来る料理を見ませんでした。ちょっと残念でしたので星2つです。




『terminus nord』★★★ 23,rue de dunkerque 75010









魚介のスープ








シュークルートとソーセージやハム盛り








帆立とアスパラのリゾット








北駅に隣接した歴史のあるカフェ・レストラン。超有名店で「地球の歩き方」にも載ってます。。
ドイツとの国境近くの料理"シュークルート"はキャベツの千切りを酢漬けにしたもの。思ったよりも酢はキツくなくあっさり。スープもリゾットも結構薄味で日本人好み? お店も料理もなんだかホッとする感じで3つ星デス!




番外編

『cafe de flore』 172 db st germain 75006









カフェオレ・ホットチョコ・オレンジジュース








数年前には東京の表参道にもあったカフェ。もちろんコチラが本店。プロのギャルソンのカッコイイ仕事っぷりがイイ。パリに来たら記念にどうぞ。




『Les deux magots』
 6,plage saint german des pres 75006












オムレツ








レンズ豆とフォアグラ











ピカソも愛したとういう老舗カフェ。『rcafe de flore』とならんでパリの顔とも言うべき一軒。コチラも記念にどうぞ。




『シェ・タエコ』 39,rue de brestangne 75003









鶏の竜田揚げ定食








ほうじ茶











アンファンルージュ市場の中にある日本食の店。日本人のオジちゃんオバちゃんがせっせとお仕事なさってました。タエコさんと思しき女性もいらっしゃいました(タエコさんはオバちゃんじゃないです。多分)が、お忙しそうで確認はしておりません。若い日本人女性や白人女性のアルバイトさんもいました。
サバの煮付けやイワシの蒲焼き、タラのコロッケなんかもあります。
久々の日本食で幸せ♡




『Les saveurs de pierre emile』
 62,rue de Vaugirard 75006

















キッシュ色々

コチラも『ku:nel』のパリ特集内で紹介されていた一軒。
キッシュ専門店でテイクアウトできます。店の2階で食べる事も出来ます。テイクアウトはどれでも一つ4,50€。少々高め(店内で食べるともっと高い。甘い系のタルトのテイクアウトは3,50€)。持って帰って温め直して頂きました。高いだけに味は良しです。




『Le train blue』
 1er etage gare de lyon place louis armand 75012









カフェオレ・クロワッサン



リヨン駅の構内にあるカフェ・レストラン。映画『ニキータ』の撮影で使われた店。パリから次の目的地”ディジョン”に移動する時、記念に行って参りました。





ってことで、グルメなブログって感じじゃないですか? 今回?
ちょっと役にたちそうな、ねえ?

そんなこんなでパリはエエです。どこにいっても、何を観ても、なーんかエエです。もいっかい訪れたい街のベストスリーに入る事は間違いないでしょう。
次回はディジョン、そしてリヨン、マルセイユ、ボルドーと続きますよっ!

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4 件のコメント:

  1. おおおお、かなりの読み応え!!
    腹いっぱいになりました!★5っ!!!

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  2. >キャプトさん
    私もお腹いっぱいですぅ。

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  3. やっぱパリええなぁ♪
    もうっ!うらやましい!!

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  4. >あきをさん
    おっ、ひさしぶり。
    パリね、物価高くなかったら住みたいくらいよ。

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